オーバーレイネットワーク
オーバーレイネットワークとは、既存インターネット網の技術的な限界を超える次世代通信網として期待されている通信技術。
簡単に表現すると、仮想的に個々のパソコンどうしが直接つながりネットワークを形成するもので、無料のIP電話ソフト「スカイプ」やファイル交換ソフトで使われている「ピア・ツー・ピア(P2P)」などもこれに該当する。
インターネットが開発された1980年頃には、多数の利用者が大量のデータを送受信することが想定されていなかったため、トラフィック(データ量)が膨大になり渋滞が起こったり、信頼性が低かったり、渋滞時の経路切替などが弱かったり、と課題が多い。
オーバーレイネットワークでは、個々のパソコン同士がつながるため、渋滞が起こりにくく大量のデータを送受信できるといったメリットがある。
米国では、2003年頃から多くの実験プロジェクトが立ち上がっている。日本も東京大学・NEC・情報通信研究機構などの共同プロジェクト「CORE」が2007年3月から立ち上がるなど、新しい通信技術の確立に向けた本格的な実験がスタートした。





